昔ながらの大工道具と仕事方法

私たち大工は、「墨付け」「きざみ」という仕事をするときに、「墨つぼ、さしがね、墨さし」といった道具を使います。その姿をお施主が観られて、「今の時代にも使うんやぁ」と言われた事があります。
墨さしとは、木に線を引いたり字を書いたりする道具で、竹で出来ています。マジックやシャープペンと違い、長い間使えるし、作った人それぞれの書き味がある物です。
身近なところで、昔ながらの道具を使って仕事が出来るというのは、何とも言えない満足感があります。

長い間、使ってきた砥石がちょっとした不注意で割れてしまいました。大事に厚さ4mmくらいまで来てたんですが、残念!
鉋やノミの手入れには、欠かせない砥石です。新しいキングハイパーも、大事に使います。何年くらい使えるかなぁ

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