重厚感ハンパない

久しぶりの投稿になってしまってすみません。刻み作業の時から、明治時代の重みを感じながら仕事をしていましたが、廻りが出来てくると益々、新材との違いが浮き出てきます。お客様も、触ったりなでたりして親しみを持ってくださいます。完成間近。どうぞ、お楽しみに。

身が引き締まります。

地鎮祭の時に、宮司さんから頂いていた棟札を取付けました。家の中心に近くて、南向きに付けました。表には、施主の名前が書かれて、裏には、ありがたい事に自分の名前を載せていただきました。後世に受け継がれて行くんだということを、実感しました。最後まで責任を持って、いつ誰に観られても恥ずかしくない仕事をしなければいけません。

頑張ります。

今回も、これを使わせてもらいます。

マシュマロ断熱、最近では、当たり前のように使わせてもらっています。今回もお客さんから、見学した時に使ってあった暖かい断熱材をお願いしたいとのご要望がありました。自分が関わらせてもらっているお客様には非常に評判がいいです。現場にいても、吹付け後は明らかに外との温度差を感じます。

断熱材の吹付けが終わると、いよいよ下地も大詰め。仕上げに近づいていきます。益々、気合いを入れて頑張ります。

これはいい!

新築なのに古くて汚い木を使うの?って思いましたか?初めて打合せでお邪魔した時から目を付けていた玄関にあった木材です。かわった木目だなぁ。もしかしたら、すごく面白い木かも!使えるように取り外しておいて、良かった! 削ってみてビックリ。槐(えんじゅ)という名の、木です。珍しいです。鬼門除けで縁起のいい木と昔から言われています。しかも、かなりの上物。うまく加工して、玄関の上がり框と仏間の段縁に使おうと思います。120年くらいたっているのに、その年数を感じさせないくらいの油感としっとり感。木って凄いなぁ。お客さんにも、感動していただけそうです。