お客様の提案!いいと思います!

オシャレな洗面化粧台の紹介です。

旦那さんも奥さんも人前に出るお仕事で、朝は忙しく洗面化粧台の取り合いになっていたそうです。そこで、新築を期に2人ならんで仲良く使えるよ化粧台が欲しいというご要望でした。しかも、オシャレに!

右側は、鏡の裏が収納になっていて、コップや歯ブラシなどが入ります。 カウンターの下には、タオルも収納出来ます。写真には写ってませんが、左右両方にコンセントもタオル掛も付いています。

この広さと設備があれば、忙しい朝でもケンカになることはありません。

しかも、奥さんの選ばれた照明もカッコいいですよね。自分より、断然センスがいいです😅

大切なお話し。

今日は特別な写真ではありませんが、大切な事です。

ここに見えている材料は、桧の柱。間柱、36㍉幅の縦に通しています。筋交い、斜めに入っています。横胴縁、45㌢ピッチで間柱に打付けている横向きの下地です。

この上に、プラスターボードを貼ってクロスや塗壁の下地にしていきます。

みなさんも、クロスに亀裂が入っていたり、壁に凹凸が出来ていたりするのを、見たことありますよね。その原因は、この下地にあります。材料や手間を省略するために、横胴縁を無くして施工してしまうことです。

木というのは、湿気を吸ったり乾燥したりするときに、必ず動きます。その動きを最小限度に抑えるために、縦と横に組合せて木を固定します。それを、横を無くして縦だけにしてしまうと、亀裂などの原因に、なってしまうということです。

こんな30年前に当たり前に習ったことをやらないだけで、仕上がりにまで影響してしまう。やっぱり基本は大切です。少しの手間をはぶいて楽をするより、細かいことに気を付けて施工する責任。それが、一番大切です。大工がいい下地を組んで、仕上げの職人さんが施工する。それが、いい家を造る責任とコンビネーションです。

少し長くなりましたが、こんな下地だけでも差があります。見られる機会があれば、注目してみてください。やまけんの現場でも、見ることが出来ますよ。

重厚感ハンパない

久しぶりの投稿になってしまってすみません。刻み作業の時から、明治時代の重みを感じながら仕事をしていましたが、廻りが出来てくると益々、新材との違いが浮き出てきます。お客様も、触ったりなでたりして親しみを持ってくださいます。完成間近。どうぞ、お楽しみに。

身が引き締まります。

地鎮祭の時に、宮司さんから頂いていた棟札を取付けました。家の中心に近くて、南向きに付けました。表には、施主の名前が書かれて、裏には、ありがたい事に自分の名前を載せていただきました。後世に受け継がれて行くんだということを、実感しました。最後まで責任を持って、いつ誰に観られても恥ずかしくない仕事をしなければいけません。

頑張ります。